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暖簾珠 ( のれんだま )
昭和の時代、小野市では伝統的産業のそろばん生産の技術を生かして「珠(たま)のれん」が作られました。小野からやってきたデットストックの「のれん珠」達はとても個性豊か。カラフル、バラエティー豊かな形で見ているだけで創造力がかき立てられます。
提供:播州算盤工芸品協同組合
紙管
播州織や靴下生産で用いる糸が巻いてあった紙管。ひかえめの模様や色がちょっぴりおしゃれでチャーミング。表面の触り心地はとっても滑らか(糸離れを良くするためか)でずっと撫ぜていたくなるほどです。コーン状のものはドンドン積み重ねられ、高いタワーに。文句なしに子どもも大人も夢中になる素材です。
提供:播州織産元協同組合
房耳( ふさみみ )
房耳とは織物の両端の房状になった耳(selvedge)のこと。名前の通りフサフサで触っていると播州織の優しい温もりが伝わってきます。今まで多くが織り進められる中で切り取られ廃棄されてきましたが、近年多くの人がその魅力に気づきつつあるようで様々な再利用が行われています。
提供:播州織産元協同組合
靴下のようなもの
加古川は日本のくつ下3大産地の一つ。くつ下になる手前でくつ下になれなかったくつ下のようなものはなんだか筒状の不思議な生き物のようにも見え、普通のくつ下以上に見る者のイマジネーショを刺激してきます。普段の生活では滅多に会うことが出来ない貴重な存在です。
ワタワタ( ※ひょうごもんネーム )
くつ下生産の中で出るカラフルな綿のようなもの。フワフワ、モコモコ、キラキラ。色々なオノマトペで思わず表現したくなる風情をたたえています。ギューと握りしめたらフェルトのようで、ふんわり空気を含ませると綿飴のような表情を見せてくれ、造形素材としての可能性は無限大。
※ひょうごもんネーム
ひょうごもん活動内での通称(正式名称不明)
ゴムゴム( ※ひょうごもんネーム )
靴下生産の中で出る輪っか状の布ゴムのようなもの。ゴムが入っているので小さな子どもでも簡単に縛ったり括ったりすることが出来ます。カラフルなので並べるだけで面白いし、切って飾りにすることも出来ます。地元加古川では編んで敷物や座布団にもしているようですよ。
※ひょうごもんネーム
ひょうごもん活動内での通称(正式名称不明)